本日、救う会連絡会議において下記の声明を決議し、政府の拉致問題対策本部に届けました。
声明「北朝鮮による韓国哨戒艦沈没事件について」
拉致問題対策本部長
内閣総理大臣 鳩山由紀夫殿
救う会金沢代表 川 裕一郎
3月26日に黄海上で韓国の哨戒艦「天安」が爆発し沈没した事件は、5月20日に韓国政府が北朝鮮の魚雷による攻撃であると断定し公表しました。現在、韓国の李明博大統領は、国連安全保障理事会への制裁提起、南北貿易の中断を表明しています。
私たちは、この度の北朝鮮の暴挙について絶対に許すことはできません。強く非難し、政府は北朝鮮に対して一層の圧力をかけるよう下記のとおり求めます。
①北朝鮮に対して、拉致問題で未だ不誠実な対応をとっていることも理由に含め、人とカネの流れを断つ全面制裁を発動してください。また、北朝鮮に混乱事態が起きた場合の被害者救援計画を韓米と協議して早急に整備してください。
②米国に対して、北朝鮮のテロ支援国家指定を行い、北朝鮮に制裁を発動するよう要請してください。また、その理由の中には、拉致問題を含めるよう求めてください。
③中国に対して、国連安全保障理事会で北朝鮮を議題にすることに慎重な姿勢を改め、厳しい姿勢をとるよう要請してください。