前々から
PRIDEには黒い噂が囁かれていたが・・・
まさかフジが撤退するとは
事実上存続は難しそうだ
所属ファイターはK-1に流れるのか?それとも第三者が新たな団体を設立するのか?
どちらでもいいが一人のファンとしてPRIDE選手のカードはまだまだ観たい
2006年6月6日(火) 10時49分 デイリースポーツ
総合格闘技イベント「PRIDE」の制作と放送を担当してきたフジテレビが5日、DSEとの契約解除を電撃発表した。フジテレビ側は具体的な理由について明言を避けつつ「契約違反に当たる“不適切な事象”がDSEで起きている疑惑が強まった」と説明し、今後、PRIDEの運営と放送を中止する。主催者でもあるフジテレビの“絶縁宣言”により、DSEは資金面などで大打撃を受け、PRIDEの規模縮小はもちろん、最悪の場合は存続の危機を迎えることになった。
97年10月の高田VSヒクソン戦で幕を開けたPRIDEが10年目の節目で大ピンチに直面した。
フジテレビ広報部は解除の理由について「DSEによる契約違反が判明した。関係を継続するのに“不適切な事象”が起きている疑惑が強まった」と説明。「不適切な事象」の内容には「契約事なので公にできない」と明らかにしていないが、関係者は“不適切な事象”について「刑事事件に関する一連の報道で『フジテレビの社会的な信用をおとしめた』こと」と指摘した。
03年大みそかに日本テレビが放送した「イノキボンバイエ」にPRIDEヘビー級王者ヒョードルが出場。これに絡んで暴力団幹部ら3人が同イベントの興行会社社長に約2億円を要求したとして今年2月、恐喝未遂容疑で逮捕(処分保留で釈放)される事件が起きた。その後、一部週刊誌でDSEと暴力団との関係が相次いで報じられ、榊原社長は「名誉棄損」で告訴を表明していた。
億単位の運営費を出していたフジテレビの撤退はDSEにとって大打撃。ヒョードル、ミルコ、シウバ、吉田、藤田らトップ選手の高額ファイトマネーも含む運営が困難になることは必至で、規模縮小はまぬがれない。次回の開催予定は7月1日の無差別級GP(さいたまSA)だが、先行きは不透明となった。