T婆ちゃんが釜主のお茶会に招待された
大正生まれの
T婆ちゃんは茶道の偉い先生らしい!
場所は神宮寺の蓮寺(持明院)
蓮がキレイな立派なお寺だ♪
茶道は何度か習ったが忘れている
でも他の人の真似をすれば何とかなると気楽に考えた
お婆ちゃんも「気楽にいらっしゃい」と言ってくれたのでホントに楽な気持ちで伺った
まるで友人の家にでも行くように
寺に入ると上品に着物を着こなした人達、嫌な予感がした・・・
待合室で待つこと30分
そして茶室に通される
20人程の出席者の中、私は招待客との事で気を使っていただき一番上座へ誘導された
恐縮しながらも着席し、座ってから気づいた「マ・ズ・イ・・・」
上座だから順番的に人の真似が出来ない(*o*;)
即座に「スミマセン、作法がよく分からないんです」と下座へ移動をお願いするが却下
腹をくくった
主菓子と干菓子が出てきた
どうしよう、懐紙も黒文字もない
お弟子さんに「懐紙と黒文字を願いします」と一言
そして菓子をいただく「甘い」
続いてお茶が出てきた
あいまいな記憶を掘り起こしお茶をいただく
ん~、絶対違うよな?と思いながら味わう余裕も無く「ズルズル」
その後、他の人達を見るとやはり自分と違ってた(>_<)
最後に
T婆ちゃんがニコニコしながら「貴方はそれでいいの、最後まで足も崩さず立派でしたよ」と言ってくれた
心の温かい素敵な婆ちゃんだ(^o^)
一座建立(いちざこんりゅう)、貴重な体験をさせてもらった
いつの日か、作法を習得し味わいながら一服のお茶をいただきたいと思う☆